やっぱりネ!
Daysがリニューアルされました。
「新Days(デイズ)」は9月22日から発売されます。
アフラックの研究で記したように、がん保険は自転車操業状態(新契約65万件、解約65万件)でしたから、Daysの不人気ぶりはひどく、早晩リニューアルされるだろうと思っていました。
リニューアルとは言え、看板を掛け替えただけで、結局の所「実質的な値下げ」となっています。
昨年標準利率が1.5%から1%に下げられ、保険各社では終身保険など値上げが続いていましたが、アフラックではどうしても看板の「がん保険」のシェアを確保するため、「値下げ」に踏み切ったようです。
でも既契約者の保険料は下がりませんから、ひどいがん保険を割高で契約させられた現実は解約以外に解消されることはありません。
ではどのくらい値下げされたのか。
50歳男性の場合
新DaysでAプランと言っているのは、Daysのスタンダードプランに相当しますから、この保険料で比較してみます。
Daysは月額7,380円、新Daysが6,990円ですから、390円安くなっています。(約5.3%引き)
60台女性の場合は8.1%安くなっています。(予定利率が1%に低下しているため、余命の短い高齢者の保険料が割安となっています。)
保障内容はほぼ同一ですが、新Daysではベースプラン(お手軽プラン)を無くしてしまい、50歳以上でないと選択できないようにしてしまいました。
Daysの最も悪い点は、手術給付金を無くして、通院だけにしてしまったことでしたが、アフラックも反省したのか、新DaysのAプランには手術がパッケージされています。(当然その分割高になっています。)
アフラックは、がん治療は入院から通院へとさかんに宣伝していましたが、まちがいを認めたのかな?
さて新Daysはおすすめかというと、まだまだ割高ですし、いらない「通院」が付けられているので、私はNOです。
アフラックの「生きるためのがん保険Days 1」はお得か?
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
2014年9月20日土曜日
2014年9月12日金曜日
みんなが騙されているがん保険(医療保険の選び方)
「2人に1人はがんになる!」そうです。
だからがん保険に入りましょうと保険屋さんはすすめます。
でも入院してお金がかかるのはがんだけではありません。
医療保険は、入院したときの経済的負担を担保してくれるものなので、いろいろな病気の経済的リスクの大きさを知らないと、がんにばかり保険料をつぎ込んだ結果「ハズレ」が出てしまい、大きな出費となる危険性があります。
次の表は、病気の種類別に「経済的リスクの大きさ」を順番に並べたものです。
データソースは、全日本病院協会の疾患別の主な指標(2013.1-3)です。
注
表の医療費は、保険点数に×3円(3割負担)とした額です。
経済的リスクとは、各疾病の発生確率にその疾病の入院費用を掛けたもので、考え方として期待値と同じです。
経済的リスクが高い病気ほど、医療保険や貯蓄で備えなければならないものと言えます。
各疾病の発生確率は、2013年1月-3月の入院患者数3,976人を分母として、各疾患の患者数を分子として算出しています。
具体例:脳梗塞の経済的リスクの計算
入院患者数 282人
医療費 159,628(点)(3割負担\478,884)
経済的リスク =(282人÷3,976人)×478,884円 =33,965円
この表より、ベスト5にはがん(悪性新生物)がありません。
乳がんなどは13位です。
1位は脳梗塞、3位が脳出血となっており、入院日数は28日、40日といずれもかなり長期となっています。そしていずれの病気も男女差はありません。
つまり三大疾病の中で経済的リスクが高いのは、1位が脳疾患で2位が狭心症、3位ががんとなっています。
それぞれの入院患者数は、胃の悪性新生物が181人、脳梗塞が282人、脳出血が114人、狭心症は358人となっています。
脳梗塞は胃がんより患者数が1.6倍、入院費用も1.6倍なので、これを掛け合わせた経済的なリスクは、脳梗塞は胃がんの2.6倍も高いのです。
医療保険を選ぶときにがんの保障ばかり手厚くしていると、最もありそうな現実は脳梗塞や脳疾患で入院してしまい、長期かつ高額な入院費用に対して保険からの給付金では不足してしまう事態なのです。
胃がんなどの入院費用は30万円以下ですが、脳梗塞は約48万円、脳出血は約80万円もかかるのです。
このデータが示していることを合理的に考えれば、がん保険よりも脳疾患保険の方が必要性が高いと言えます。(そんな保険はありませんが・・・)
表から、2位は肺炎となっています。
肺炎の平均入院費用は約18万円と安いのですが、入院患者数が690人もいますから、発生確率が高くなるため、経済的なリスクが高くなっています。
4位の大腿骨頸部骨折は女性にぜひ知っていただきたい病気です。
高齢の女性に発生しやすく、長期入院かつ高額な医療費がかかります。
乳がんの入院費用は約23万円程度ですが、大腿骨頸部骨折は約59万円にもなるのです。
そして入院患者数は、乳がんが109人に対して大腿骨頸部骨折は123人もいるのです。
80歳を過ぎてから、この病気により入院せざるを得なくなると、肉体的にも経済的にも深刻な影響があります。
終身の医療保険が最も必要になる状況とはこのような場合なのです。
*保険会社へのアドバイス
大腿骨頸部骨折と膝関節症は女性の割合が高いので女性疾病に加えるべきです。
(乳がん患者の0.9%は男性が含まれているのに女性疾病に入れているのですから、考え方としては同じだと思うのですが・・・)
したがって女性は乳がんばかり気にして終身の医療保険を選んでしまうと、将来とんでもないことになるかも知れません。
また医療保険に女性疾病特約を付ける方が多くおられますが、経済的リスクから見た結論は男女ともに「三大疾病特約」の付加が正解となります。
最後に、この表があなたの医療保険選びにお役に立てることを願っています。
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
だからがん保険に入りましょうと保険屋さんはすすめます。
でも入院してお金がかかるのはがんだけではありません。
医療保険は、入院したときの経済的負担を担保してくれるものなので、いろいろな病気の経済的リスクの大きさを知らないと、がんにばかり保険料をつぎ込んだ結果「ハズレ」が出てしまい、大きな出費となる危険性があります。
次の表は、病気の種類別に「経済的リスクの大きさ」を順番に並べたものです。
データソースは、全日本病院協会の疾患別の主な指標(2013.1-3)です。
表の医療費は、保険点数に×3円(3割負担)とした額です。
経済的リスクとは、各疾病の発生確率にその疾病の入院費用を掛けたもので、考え方として期待値と同じです。
経済的リスクが高い病気ほど、医療保険や貯蓄で備えなければならないものと言えます。
各疾病の発生確率は、2013年1月-3月の入院患者数3,976人を分母として、各疾患の患者数を分子として算出しています。
具体例:脳梗塞の経済的リスクの計算
入院患者数 282人
医療費 159,628(点)(3割負担\478,884)
経済的リスク =(282人÷3,976人)×478,884円 =33,965円
この表より、ベスト5にはがん(悪性新生物)がありません。
乳がんなどは13位です。
1位は脳梗塞、3位が脳出血となっており、入院日数は28日、40日といずれもかなり長期となっています。そしていずれの病気も男女差はありません。
つまり三大疾病の中で経済的リスクが高いのは、1位が脳疾患で2位が狭心症、3位ががんとなっています。
それぞれの入院患者数は、胃の悪性新生物が181人、脳梗塞が282人、脳出血が114人、狭心症は358人となっています。
脳梗塞は胃がんより患者数が1.6倍、入院費用も1.6倍なので、これを掛け合わせた経済的なリスクは、脳梗塞は胃がんの2.6倍も高いのです。
医療保険を選ぶときにがんの保障ばかり手厚くしていると、最もありそうな現実は脳梗塞や脳疾患で入院してしまい、長期かつ高額な入院費用に対して保険からの給付金では不足してしまう事態なのです。
胃がんなどの入院費用は30万円以下ですが、脳梗塞は約48万円、脳出血は約80万円もかかるのです。
このデータが示していることを合理的に考えれば、がん保険よりも脳疾患保険の方が必要性が高いと言えます。(そんな保険はありませんが・・・)
表から、2位は肺炎となっています。
肺炎の平均入院費用は約18万円と安いのですが、入院患者数が690人もいますから、発生確率が高くなるため、経済的なリスクが高くなっています。
4位の大腿骨頸部骨折は女性にぜひ知っていただきたい病気です。
高齢の女性に発生しやすく、長期入院かつ高額な医療費がかかります。
乳がんの入院費用は約23万円程度ですが、大腿骨頸部骨折は約59万円にもなるのです。
そして入院患者数は、乳がんが109人に対して大腿骨頸部骨折は123人もいるのです。
80歳を過ぎてから、この病気により入院せざるを得なくなると、肉体的にも経済的にも深刻な影響があります。
終身の医療保険が最も必要になる状況とはこのような場合なのです。
*保険会社へのアドバイス
大腿骨頸部骨折と膝関節症は女性の割合が高いので女性疾病に加えるべきです。
(乳がん患者の0.9%は男性が含まれているのに女性疾病に入れているのですから、考え方としては同じだと思うのですが・・・)
したがって女性は乳がんばかり気にして終身の医療保険を選んでしまうと、将来とんでもないことになるかも知れません。
また医療保険に女性疾病特約を付ける方が多くおられますが、経済的リスクから見た結論は男女ともに「三大疾病特約」の付加が正解となります。
最後に、この表があなたの医療保険選びにお役に立てることを願っています。
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
2012年5月13日日曜日
ガン保険の選び方(その1)
(表はクリックすると拡大します。)
がん保険は安い保険料の割にこれでもかと言うほどの給付金が付けられており、大変人気があります。
保険会社としても利益率が高く積極的に売り込みを図っているようです。
今回とりあげた7社の商品は以下のとおりです。
(比較のため表の右側に人気の医療保険「健康のお守り」を並べています。)
ネクスティア生命 「カチッと終身がん」
メットライフアリコ 「ガン保険」
NKSJひまわり生命 「勇気のお守り プラン1」
アメリカンホーム保険 「みんなのほすピタるガンタイプBコース」
アフラック 「Daysベースプラン」
JA共済 「がん共済 基本型」
オリックス生命 「Believe」
2014/9/20
アフラック「新Days」の評価はこちらです。
前提は、
終身のがん保険
入院日額 1万円
保険料は50歳(男性)の場合、終身払い
特約等は保険料が5千円前後となるよう調整しています。
注意
アフラックのDaysのベースプランは特約を付けることが前提として保険設計されていますがスタンダードプランとした場合保険料が7,380円にもなるので、あえてベースプランで比較してみました。
ガン保険の選び方(その2)
ガン保険の選び方(その3)
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
2012年5月12日土曜日
ガン保険の選び方(その2)
(図はクリックすると拡大します。)
ここは込み入った説明になりますから読み飛ばして、その3の最終的な評価をご覧になられてもよいでしょう。
がん保険の評価はすこし難しいかも知れません。
その理由は、上皮内新生物となる確率と再発の確率を考えなければならないからです。
この2つデータを探しましたが、なかなか適切な内容の公表データがありませんので、かなりの誤差があるのは承知の上で一定の推測をする基礎的データとして次のものを使わせていただきました。
独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター「がんの統計’11」
医療情報サービス Minds(マインズ)「大腸癌治癒切除後のStage別再発率と術後経過年数別累積再発出現率」
厚生労働省「平成20年患者調査」
1 悪性新生物(がん)または上皮内新生物になる確率
上の表をご覧ください。
「がんの統計’11」より50歳以上の罹患リスク(がんと診断される確率)は男女平均して43.1%となっています。(公表データは男女別なので算術平均した数値です。)
新生物と診断された症例のうち悪性新生物と上皮内新生物の比率については、適切な公表値がありませんので、「平成20年患者調査」推計入院患者数及び推計外来患者数より次のデータを使用しています。
新生物合計377.4(千人)
悪性新生物297.8(千人)
良性新生物及び他の新生物79.4(千人)
このデータより悪性新生物に対する良性新生物の比として26.7%(=79.4÷297.8×100%)としました。
したがって、一般の人が上皮内新生物になる確率は11.5%(=43.1%×26.7%÷100%)となります。(男女平均値です。)
2 がんが再発する確率
すべてのがんを平均して再発する確率はどうかという数値はありません。
がんに関する公表データはいずれにしろ専門家の手になるものなので、詳細を極めていて、大雑把な平均値は見つけられません。
したがって再発確率については、医療情報サービス Minds(マインズ)の「大腸癌治癒切除後のStage別再発率と術後経過年数別累積再発出現率」を使用させていただきました。
(再発確率はがんの種類や発見治療したStageの区分などさまざまな要因により変化していますが、大腸癌をすべてのがんの代表として試算をしています。)
MindsのHPより上図の折れ線グラフをまるごと引用させていただきました。
このグラフより読み取った数値から独自に算出した経過年ごとの再発する確率を表の下段に示しています。
Mindsのグラフの読み方。
このグラフはStage別に累積再発出現率をプロットしています。
累積再発出現率とは、経過年ごとの累積再発症例数を合計再発症例数で割った値です。
具体的には、StageⅠの場合、症例数1367例に対して合計再発症例数は51例となっています。この51例が出現率1.0(100%)の値となります。
再発症例数は当初0から逐年増加し6年目で1.0(累積数が51例)となります。
ちなみに、
StageⅡの症例数1912例に対して再発症例数は255例(出現率1.0のときの数値)
StageⅢの症例数1951例に対して再発症例数は600例(出現率1.0のときの数値)
となっています。
全Stage合計で再発症例数は906例となっています。
この場合、合計症例数5230例に対して再発率は17.3%(=906÷5230×100%)です。
(5年経過時点では16.7%です。)
以上のデータを前提として各保険商品からもらえる給付金について期待値を計算すると、支払った保険料に対するコストパフォーマンスが得られます。
ガン保険の選び方(その1)
ガン保険の選び方(その3)
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
2012年5月11日金曜日
ガン保険の選び方(その3)
(表はクリックすると拡大します。)
2014/03/08 表を訂正
給付金に占める割合を訂正
2013/9/25 表を訂正
内容:診断一時金を受け取る確率を男性の場合の51.7%としていましたが、男女平均の43.1%に変更しました。
次の7社の商品の期待値を計算してみました。
ネクスティア生命 「カチッと終身がん」
メットライフアリコ 「ガン保険」
NKSJひまわり生命 「勇気のお守り プラン1」
アメリカンホーム保険 「みんなのほすピタるガンタイプBコース」
アフラック 「Daysベースプラン」
JA共済 「がん共済 基本型」
オリックス生命 「Believe」
がん保険選びで悩んでいる方もこの表を見ればどの保険がよいのかスッキリと分かるはずです。
多少の予備知識が必要ですが、以下の説明を読まなくてもこの表を理解するのに支障はありません。
表が示していることは、支払ったお金(累計保険料)に対して、各保障内容ごとにいくらぐらい戻ってくるのかの金額(期待値)です。
もどってくる金額が多ければ、それだけお得と言えます。
したがって保険選びは「期待値」で判断するのがベストです。
この表では期待値の合計額を累計保険料で割った「原価率」を最下段に示しています。
この値が大きな保険がよいがん保険です。
蛇足として、がん診断給付金が2回目に出るのかどうか重視されておられる方も多いと思いますが、表の診断給付金(2回目)の期待値は全体的に低い金額となっていることから、あまり重要ではないことがご理解いただけるのではないでしょうか。
説明は以上です。
注意
1 表示している金額は【給付金の額×確率】なので、確率が低くなると戻ってくるお金は平均化され少額となっていますが、実際がんと診断された場合などでは約款に記された正規の金額が支払われます。
2 原価率とは、支払ったお金に対してもどってくるお金の割合のことで、%の値が大きい保険ほど良い保険と言えます。(コストパフォーマンス)
もう少し知識を深めたい方は以下の説明をお読みください。
期待値ってなに?
中学2年生で「確率」を勉強することになっています。
たとえば、サイコロを1回振って「6の目」が出る確率は1/6です。(すべての場合の数は1~6の6つですから「6」はその中の1つなので 確率=1÷6)
ここでサイコロの出る目の数によって賞金がもらえるとします。
高校では確率と賞金を組み合わせて考える「期待値」を勉強しています。(期待値の定義としては平均値と同義です。)
各コースと賞金は次のとおりとします。
Aコース どれか1つの目に賭けるコース 500円
Bコース 3つの目が選べるコース 250円
Cコース 4つの目が選べるコース 150円
さてあなたはどのコースに賭けますか?
料金は100円です。
ここで各コースの期待値を計算してみます。
期待値=賞金×確率
Aコース 500円×1/6=83.3円
Bコース 250円×3/6=125円
Cコース 150円×4/6=100円
いちばん儲かるのは、期待値が最も大きいBコースになります。
1、2、3の目に100円、4、5、6の目に100円を賭けると、確実に250円もらえます。
さてがん保険もがんになる確率と給付金の額を賭けた「期待値」が多いか少ないかによってお得がどうか見極めることができます。
投稿(その1)の給付金の額と(その2)の確率から7社の商品の期待値を計算したのが上の表です。
注意3
使用した確率は厳密な値ではありませんから、期待値は必ずしも正確とは言えません。しかし、保険商品の評価においては統一した確率を使用しているので「公平」であり、この期待値で優劣を判断できると考えています。
注意4
入院給付金は、がんで26日入院した場合の金額です。
通院は5日としています。
この表より私の評価を記します。
2回目の診断一時金について
2回目が出るか出ないかを重視される方が多いのですが、期待値は2万7千円以下の範囲にしかなりません。
一方上皮内新生物の期待値は、1万円から11万円にもなりますので、がん保険選びではこちらの方がより重要となります。
注意5
各商品は、ICD-10に準拠してD00-D09に分類される上皮内新生物に診断一時金がでるものとして試算しています。
保障内容について何が重要なのかは、表右端の給付金に占める割合から分かります。
この割合より、2回目の診断給付金が、給付金全体に対して2%しかないのに対して、上皮内新生物は7%と3倍以上にもなっています。
つまりがん保険を設計する側からすると、2回目の給付金は「おまけ程度」の重要性でしかないということです。
給付金に占める割合が大きいほどがん保険のパフォーマンスに大きく影響しますから、がん保険選びではこの割合が大きい保障内容を重視する必要があります。
手術給付金について
手術は、給付金に占める割合が13%もあります。
したがって手術給付金の出ない「アメリカンホーム保険」と「アフラック」はコストパフォーマンス(原価率)が低くなっています。
通院給付金について
この表では、通院5日分として計算した結果を示しています。
乳がんや抗がん剤治療については通院回数が多くなりますから、通院25回とした場合は、給付金に占める割合が6%となり、上皮内新生物の7%と同レベルとなります。
しかしアフラックの「Days」のように、給付金に占める割合が13%もある「手術」を無くして「通院」だけというのは本末転倒な考え方であり、私の見方は「会社利益を優先させた」と判断します。
原価率(コストパフォーマンス)について
原価率=期待値÷累計保険料
この数値の大きい保険がお勧めです。
ネクスティア生命「カチッと終身がん」及びオリックス生命「Believe」は50%台であり優良です。
ただしこの2商品には月額保険料に約2千円の差があり、その分期待値の差が約38万円となっています。(つまり原価率が同じぐらいでもエコノミークラスとビジネスクラスの差があるということです。損得はあまりありませんからお好みで選んでください。)
40%台近辺の4商品も保障内容を見てご自分に合っていれば選ばれてもよいでしょう。
JA共済は原価率が41%もあり、2回目の診断給付が1年後から出ます。JA共済がこのような良い商品を出すとはチョット驚かされました。
30%台前半は止めといた方が・・・
注意6
通院給付がある商品では、通院を25日とした場合の原価率は次のとおりです。
メットライフアリコ 「終身がん保険」 43%
NKSJひまわり生命 「勇気のお守り」 43% *
アフラック 「Days」 37%
* 勇気のお守りは「通院」ではなく「がん外来治療給付金」なので、日帰りで放射線などの「治療行為」が行われた場合に給付され、「治療行為」のない「薬の受取」や「合併症の治療」などのための通院の場合には給付されません。
以上がん保険について期待値を計算してみました。
この数値は試算であり、コピペにより一人歩きされても困りますので著作権は放棄しませんから、ご利用されたい場合はご連絡ください。
ガン保険の選び方(その1)
ガン保険の選び方(その2)
保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。
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