先進医療安心プラン(Bプラン)の内容はつぎのとおりです。
終身タイプ、入院限度日数60日型(通算1095日)
入院が1万円(日帰りから)
手術20万円(または5万円)
先進医療1000万円(通算2000万円)
50歳の保険料が男性 6,307円、女性 5,137円
これはけっこう割安でよいと思います。
生命保険文化センターのデータによれば、
胃ガンで26日入院した場合の最終的支払額は約48万円(うち医療費は18万円)ですが、この保険では入院と手術を併せて56万円給付されますので、ガン一時金保障をつけなくても十分といえます。
乳ガンで25日入院した場合は、最終的支払額は約33万円(うち医療費は9万円)ですが、この保険からの給付額は50万円ぐらいですので、これも妥当な給付額だと思います。
先進医療は107円で通算2000万円まで保障していますから、ガンの治療として効果の高い「重粒子線治療」なども安心して受けることができると思います。
ちなみにA(先進医療なし)、Cプラン(ガン診断保障100万円)は保障と保険料のバランスからお薦めはしません。
より割安なEプラン(5000円コース)がありますが、上記胃ガンの場合の給付額が28万円、乳ガンの場合が25万円と支払額を下回ります。
Eプランにガン一時金保障(100万円)を付けた場合は、給付額が+100万円増えますが、保険料も倍になり、割高な感じとなります。
(ガン一時金が10万円単位だとよいのですが100万円しか選べません。)
11月になって「通院保障」を付けられるようになりましたが、この特約の保険料は50歳男性の場合 1,158円になります。
合計では 6,307円+1,158円=7,465円にもなりますから、通院保障が入院保障などに比較し、いかに割高であるかわかると思います。(つまりこの特約は、保険会社が利益を嵩上げするのが目的なのです。)
必要な保障はBプランで十分なので、「通院保障」を私はお勧めしません。
気懸かりな点としては、脳卒中などの入院が60日を越え長期に渡る場合があることと、先進医療が10年更新であることです。同程度の保険料で先進医療が終身のものがありますので、この更新には?です。
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