2010年4月9日金曜日

全国実態調査

平成21年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」によると、医療保険の加入状況は、疾病入院給付金日額は、全生保平均で一人当たり10,400円(世帯主)、妻は8,500円だそうです。

この平均を個別に見ますと、民間保険平均が9,200円、簡保平均6,600円、JA平均7,400円、生協・全労済平均6,200円という結果です。

全生保平均額より個別の平均額が下回っているのは重複加入によるものと思われます。
入院給付金の平均が10,400円とはちょっとびっくりです。5大生保による影響力なのでしょうか?

また同調査によると、世帯の生活保障意識として、世帯主が入院した場合の必要資金として1ヶ月291,000円、世帯主が就労不能となった場合の必要生活資金は307,000円だそうです。

サラリーマンの方なら傷病手当金により給与の2/3が補償されていますから、入院日額1万円の医療保険だけあれば、入院に必要と考えられている金額はカバーされます。

自営業の方は、入院即収入の途絶となりますので入院給付金以外に収入保障としての他の特約(ガン保障、手術、入院初期給付等)を付加することを検討する必要があります。

最後に、この調査結果から世帯の年間の払込保険料平均額が454,000円(月額37,800円)だそうです。ご自身の家計と比べていかがでしょうか?

私の感覚からすると、少し減らせそうな気もしますが・・・