「手術給付金、いったいどれがお得なの?」
医療保険については、手術給付に関する質問が多いのですが、いわゆる88種類と1000種類の違いや、胃ガンの場合の複腔鏡手術でどのぐらい給付金が出るのかなどの質問であり、これらは約款を詳しく見ないと分からない(見ても分からない)ので、一般の方が自分で調べることは困難かも知れません。
多少いいかげんなところはありますが、こんなイメージです。
この表から、手術給付のタイプは3種類あります。
○入院中の手術なら同じ金額を給付するタイプ(新CURE、メディカルKit)
○手術の重要度により給付金に差があるタイプ(EVER、新健康のお守り)
○従来区分(約88種類)の手術は一律、その他の保険適用手術(1000種類)には減額給付するタイプ(やさしくそなえる医療保険、楽天生命スマート)
で、どのタイプがいいの?
お好みで・・・
と誤魔化すのもいやなので、
私は1,000種類の手術まで給付の範囲を拡大したことは、少額なリスクまで給付金を支払うことになるため、よい医療保険としてはマチガイだと考えています。
保障範囲を拡大(チマチマ給付)するなら、その分保険料を下げるのが正しい考え方です。
ついでにチマチマ給付については日帰り入院や、日帰り手術も止めるべきです。
したがって、ベストな手術給付は従来の88種類(高額な手術)限定がよいのですが、6社の中にはなくなってしまいましたので、88種類と1000種類の境に線を引いている、やさしくそなえる医療保険、楽天生命スマートがぼちぼちよいのではないでしょうか。
以上は手術給付限定の評価でした。