2010年5月5日水曜日

閑話休題「金の卵を産む鶏」

イギリスの童話「ジャックと豆の木」に出てくる、雲の上にある巨人の城で飼われていた鶏のことをご存じだと思います。

ジャックは巨人からこの鶏を奪い、母親と幸せに暮らしたそうです。
みなさんもこの鶏を欲しいと思いませんか。

チョット想像してみてください。
この鶏は1日に一粒の金の卵を産みます。重さは5グラムです。

月に合計10個から20個生みます。
時期がくれば年に2回ぐらいはいつもの3倍ぐらい卵を産むときもあります。
金の価格は、現在グラム3,700円ですから、月に185,000円から370,000円になります。

すばらしいと思いませんか。
きっとあなたは、ペット以上に大事に育てることでしょう。

風邪を引かせないように、ケガをさせないように、盗まれないようにほんとうに大切に飼うのではないでしょうか。

でも生き物ですから、病気にもなるし、元気のないときもあるでしょうし、そしてやがては寿命が尽きるときが来ます。

このように大切な鶏なので、あなたは万が一のことを考えてこの鶏に保険をかけることにします。
どんな保険をかけますか。

1億円ぐらいですか。
もっと高いですか。

これは夢のようなおとぎ話だと思いますか。
そうではありません。
実は、この鶏はあなた自身なのです。

家族にとってあなたは「金の卵を産む鶏」なのです。
おとうさん、あなたは家族に大切にされていますか?