2010年4月28日水曜日

保険はどのように選んだらよいか(その5)

【40歳~50歳台の既婚者(子あり)】
この世代は、子供の教育費や住宅ローンで家計が大変な時期ですが、この時期に必要なことは保険の見直しです。

見直しの観点は2つ有ります。
① 死亡保障の減額
② 老後資金の準備

(1)死亡保障
子供の成長と共に子が独立するまでの期間が短くなり、その分合計の教育費がだんだん少なくなります。また住宅を購入した場合、住宅ローンとセットで団体信用生命保険に加入しますが、この加入により、既加入の生命保険金額は減らすことができます。

子供が独立し夫婦二人の場合は、それぞれが500万円程度の死亡保障(掛け捨て)があれば十分です。

一方晩婚の場合、子供が小学生ぐらいなら2000万円から3000万円の保障が必要です。
注意:ここ10年ぐらいの間に加入した終身保険があるなら、今すぐ解約し貯蓄に替えた方がよいと思います。
その際特約で医療保険が付いていた場合は慎重にご検討ねがいます。

(2)医療保障
保険はどのように選んだらよいか(その2)」を参照してください。
この年代では割安な終身型の医療保険をお薦めします。


(3)貯蓄
子供が独立した以後、定年までが貯蓄に適した期間です。

貯蓄目標額としては、以下のようにお考えください。
定年後、収入がない場合は、公的年金満額受給(妻65歳時点)までの生活費と年金生活期間の上乗せ分を貯蓄する必要があります。

例:60歳定年、無職、妻65歳まで8年間
280万円×8年間+3万円(年金上乗せ分)×12ヶ月×23年(妻65歳時点の余命)=3,068万円
(厚生年金の場合、妻65歳時点で夫婦合計で月額24万円程度が給付されます。)
この間パート等により収入(例100万円×8年=800万円)があれば2268万円に減らせます。
(個人事業主の場合は、夫婦の基礎年金が合計158万円だけなので、65歳以降も働きつづけるか、自分年金を準備することが必要です。)
住宅ローンの完済や退職金収入も考慮し、債務のない状況において2000万円程度が貯蓄の目安となります。

続く
保険はどのように選んだらよいか(その1)

保険はどのように選んだらよいか(その2)

保険はどのように選んだらよいか(その3)

保険はどのように選んだらよいか(その4)

保険はどのように選んだらよいか(その6)


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