2010年4月27日火曜日

保険はどのように選んだらよいか(その6)

【定年後のセカンドライフの世代】
最後に定年後の世代についてアドバイスしたいと思います。

この世代は、いわゆる年金生活者に当たります。
健康を崩し受療する確率や、死亡率が上昇し始める時期になります。
したがって、この時期までには必要な保険に加入しておかなければなりません。

また貯蓄も1000万円~2000万円はあったほうがよいでしょう。
死亡保障は、貯蓄が500万円ぐらいあれば保険に加入する必要はありません。

自営業の方で貯蓄が少なく、遺族厚生年金がない方は、もし65歳未満で健康なら、夫婦それぞれに500万円の定期保険(70歳まで、月額 男8,430円、女3,762円、ライフネット生命)に加入されてもよいと思います。

医療保険、介護保険はこの年代で加入することはあまり意味がありません。保険料が極めて高くなるので、掛け捨ての保険に毎月支払うよりも、その分貯蓄した方がはるかに安心できます。

この年代で最も重要なことは、資産の保全と運用です。
現在は、定年後の年数が極めて長くなっています。昭和30年では定年後10年ぐらであったものが、現在では20~30年にまで延びています。
いわゆる「生きるリスク」への備えが必要です。

そのためには「資産の運用」が最も重要となります。
老後資金については、次のブログをご覧ください。
老後資金の貯め方運用方法

初めて投資される方は、知識もなくどうしても銀行や証券会社の窓口に行くことになると思いますが、できることなら独立系のファイナンシャル・プランナーにご相談されるのがよいと思います。
日本FP協会ではファイナンシャル・プランナー(CFP)の紹介をしておりますので、ホームページをご覧ください。

また私の投資関係のブログもご参照ください。


保険はどのように選んだらよいか(その1)

保険はどのように選んだらよいか(その2)

保険はどのように選んだらよいか(その3)

保険はどのように選んだらよいか(その4)

保険はどのように選んだらよいか(その5)


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