2010年4月27日火曜日

学資保険の選び方

子供が生まれた瞬間に親には大きな責任が発生します。
自分自身に万が一の場合、妻や子がこれまでどおり生活でき、そして子供の進学に必要な教育資金が手当てできるだけの保障を確保する必要があるのです。
したがって90%もの世帯がこの保障の必要性を自覚し生命保険に加入されています。

一方、子供は生まれた瞬間から、小学校、中学校、高校の入学時期が決まってしまいます。
したがって、親としてはそれまでの期間で進学に必要な資金を準備しなければなりません。

特に大学への進学を予定する場合は、一人当たり500万円(国立、自宅通学)から1000万円(私学、下宿)もの教育費が必要となります。

私立中学校(中高一貫)の場合では年間120万円、合計で約700万円が必要となります。
丁度この時期は住宅ローンも重なり、家計としては大変厳しい状況が予想されます。
したがって、子供が生まれた時にしっかりと長期プランを作らなければなりません。

どうしたらよいか?
まず第1に、世帯主は死亡保障をしっかり確保すること。
(定期型3000万円以上、保障額が下がって行く収入保障タイプがお薦め)

第2に、計画的な貯蓄
(天引きがお薦め、一つの通帳ではなく、教育資金用、家の購入資金用、車の購入資金用等のように目的、目標額を明確にし、間違ってもハワイ旅行などに浪費しないこと。投資をしないこと。)
以上です。

え? 学資保険はどうしたって?

貯蓄方法の一つとして利回りがよければ、契約してもよいと思いますが、育英年金(親が万一の場合に年金が支払われる)などのように保障を付けると元本割れになるので十分注意してください。

いずれにしろ利回りで考えれば、教育資金は貯蓄で備えるのがベストです。


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