2012年4月3日火曜日

ニッセイみらいのカタチ「総合医療保険」とCURE(キュア)を比較してみました


いよいよニッセイ(日生)も単品の医療保険を発売しました。


注目する点は・・・なにもありません。

でも保険料が高すぎますね・・・


保険料が高い分きっと給付金をたくさん貰えるのかなと思って、CUREと比較してみました。
(右図参照、クリックすると拡大します。)

真ん中の薄紫色の六角形が主要なケガや病気のときの自己負担額(100%)の範囲となります。
この自己負担額とは、医療費の3割負担分と差額ベッド代などを含んだ金額になります。

ですから、保険からの給付金がこの六角形よりも外側(100%以上)なら、お財布から支払った金額以上に給付金がもらえることになります。

図を見るとCUREの圧勝ですね。

たとえば、胃がんの場合、給付見込額(独自の推定値)は、
ニッセイみらいのカタチ 51万円(自己負担額の109%)
CURE                         96万円(自己負担額の205%)

胃がんのときに、CUREは自己負担額の2倍以上の給付金がもらえます。(推定額)


その理由は、CUREは三大疾病のときに入院一時金として50万円がもらえるからです。

骨折や虫垂炎のときはこの一時金が出ませんから、ニッセイみらいのカタチがチョット勝っています。(5万円多くなっています。)

したがって、グラフに示した場合について評価すると、ニッセイみらいのカタチ「総合医療保険」は、CUREと比較すると2倍の保険料を払って、CUREの半分の給付金がもらえるので、CUREの4倍高い保険と言えます。

保険料と給付見込額より、独自にコストパフォーマンスを試算した数値を表の下に示しています。
この数値より、同じ保険料なら、CUREは「総合医療保険」の3.1倍(=634÷207)多く給付金がもらえることになります。(コストパフォーマンスの内容についてはこちらをご覧ください。)

注意
1 以上は、独自に推定したものであり、実際の給付額と異なっているかも知れません。
2 ニッセイみらいのカタチ「総合医療保険」の手術対象範囲は、健康保険などの公的医療保険制度の給付対象となる手術すべてが含まれます。(約1000種類


参考
ニッセイみらいのカタチ「総合医療保険」に医療保険を選ぶ基準をあてはめてみたら

ニッセイみらいのカタチ「定期保険」の評価はこちらです。

ニッセイみらいのカタチ「終身保険」の評価はこちらです。



2013/10/28
新CURE(キュア) はおすすめか? EVERと比べてみました。


保険や家計全般の見直し相談についてはこちらをご覧ください。


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